おいしいお米「天竜乙女」
こちらに来てから、パンというものをスーパーの試食以外で食べていません。ほとんどお米でたまに麺という食事をしております。
お米は、買うときに出費が大きいのが痛いです。しかしながら、一食あたりを考えてみるとなかなか、リーズナブルな食材なんですよね。スーパーの特売でお米を買ったとして、10kg 3000円とします。お茶わん一杯約0.5合(約150グラム)とすると、一食当たり約45円。お腹がすいていて、お茶わん二杯食べたとしても約90円です。そのうえ、腹持ちもよいです。
こう考えてみると、麺類やパンとそれほど価格は変わりません。(計算は適当です。。。)
今回記事にするのは、天竜乙女(てんりゅうおとめ)という品種です。なんともかっこいい名前にひかれて購入しました。こちらの品種は、「長野県産ブランドの取組の中で晩生品種として生産復興が図られ作られています。」とパッケージにあるように長野県の品種のようです。
しかしながら、まだ新しい品種のようであまりネット上でも情報がありませんでした。どうしようか、と思っていたところ、教授に質問するという手がありました。
いざ、質問させていただきますと、
「イネ 品種 データベース」で検索かけてみろとヒントを頂きました。
言われた通り検索をかけますと、
独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 作物研究所 様の運営しているイネ品種・特性データベース(http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/)というサイトにたどり着きました。
このサイトで天竜乙女で検索をかけてみますと、
命名年:2007、育成地:長野県 県南信農業試験場、・・・(「イネ品種・特性データベース(http://ineweb.narcc.affrc.go.jp/)」より(2014/6/12))
というような情報のほか、交配組み合わせ、育成開始年、地方番号等、詳しい品種の情報を得ることができました。詳しくは皆さんもこちらのサイトで検索してみてください。また、普段食べているお米の品種を調べてみるのも楽しいと思います。
調べてみると、「あのお米の両親はいつも食べていたあの品種なのか!」といったような新たな発見があるかもしれません。
さて、こちらの天竜乙女ですが、かっこいいのは名前だけではありませんでした。味も格別です。先日のすき焼きパーティーでも友人に食べていただいておいしいと言っていただけました。
コシヒカリのようなお米のよい香りと、粒もしっかりとしたお米でした。これは両親とかにコシヒカリがいるのかと勝手に予想していましたが、イネ品種・特性データベースによれば直接コシヒカリが親というわけではないようです。
まあそれでも、今出回っている品種の多くは何かしらコシヒカリの血を引いていることが多く、この天竜乙女もコシヒカリの血を引いたミネアサヒなどの品種がかかわっていたりしました。
それにしても、このサイトは、楽しすぎて一時間以上いろいろな品種を検索しながら、お米の家系図を見てしまいました。何より驚いたのが白米時は、コシヒカリと表示されていても、品種としてはいもち病に抵抗性を持つコシヒカリBL品種が多く登録されていたことでした。このあたりの詳しいことは今後学んでいきたいと思います。
天竜乙女の魅力を書くつもりが、半分以上サイトの紹介となってしまいましたね(笑)
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楽しそうですね、お米の話
天竜乙女ですか、食感は如何ですか?柏崎では大半が越いぶきです。一部越光を作っています。コシヒカリは雨に弱く、借入時期に雨が降るとバタっと倒れてしまいます。とはいえ、私の家では親戚が農家(半分農家)ですので、コシヒカリ3俵と越伊吹1俵を買っています。今度越伊吹買って食べ比べてみて下さい。美味しいよ。
| 俺的菜園生活(畑大好き爺さん) | 2014/06/14 07:13 | URL | ≫ EDIT